アーツ・キュア 2004年 7月・8月のニュース  
The Arts Cure
NEWS!
NEWS!NEWS!

Written by Tamsin Nutter
Translated by Akiko Nishijima
Atsuko Ono

News source(s) in parentheses at the end of every article

一般事項 ANNOUNCEMENTS
レニー・ハリスのイアラデルフ・ヒップホップ・フェスティバル、7月25〜31日に開催
更新日 8/9/04

 今年7年目を迎える、毎年恒例のイラデルフ・ヒップホップ・フェスティバルがペンシルバニア州フィラデルフィアにて開催される。このフェスティバルはレニー・ハリス・ピュアムーブメントとテンプル大学のボーイヤー・カレッジ・オブ・ミュージック・アンド・ダンスの共同後援によって行なわれ、ヒップホップのダンスと音楽の発展を祝い、この分野における“電撃的革新者と巨匠アーティストたち”というイベントを開催する。ハリスを始め、“キャンベル・ロッキング”で有名なドン・キャンベル、ブーガルー・サムとエレクトリック・ブーガルーズ、クレージー・レッグス、ロック・ステディ・クルーなどが実演レクチャーやオープン・ジャム・セッション、パネル・ディスカッション、マスタークラスを行なう。参加費は、イベントの後の交流会も含む一週間の全イベントに参加して400ドル。詳しくは(215)382-8191内線11に電話するか、www.RHPM.orgにオンラインで登録すること。

(Translated byAkiko Nishijima)

LMCC、毎年恒例春のベネフィットを開催
更新日 7/15/04

 ロウアー・マンハッタン文化評議会(LMCC)が毎年春に行なうベネフィット(募金イベント)パーティーが5月26日、ワールド・ファイナンシャル・センターのウィンター・ガーデンで開催され、チャーリー・ローズが司会役を務めた。ブラック・タイ(正装)着用のこのイベントでは、パフォーマー/作曲家のダニエル・バーナード・ルーメインのパフォーマンスと、振付家のスティーブン・コプロウィッツによる“グランド・ステップ・プロジェクト”の試演が行われ、元LMCC取締役のリズ・トンプソン、ペース大学学長のデービッド・A・カプート博士、建築家/アーティストのサンチャゴ・カラトラヴァ、ニューヨーク/ニュージャージー・ポート・オーソリティのエグゼクティブ・ディレクター、ジョセフ・J・セイモアなど、傑出した芸術及び建築に献身した人々を讃えた。参加者は様々な芸術作品のオリジナルに匿名オークションで値段をつけ、LMCCがマンハッタンで行う芸術プログラムと事業に資金を提供した。

(Translated byAkiko Nishijima)

LMCC、「サイト・ラインズ」の発表
更新日 7/15/04

 オハイオ州立大学(OSU)にある、テクノロジーと人類学プログラムのためのバテール基金が「ダンス・ノーテーション(舞踊譜)のためのコンピューター・ソフトウェア:リサーチとプログラミングの可能性を探る国際会議」と題して4月24〜26日にOSUで開催されるワークショップに助成金を降ろした。このイベントはOSUの教育とリサーチのための舞踊譜拡張事務局と、ニューヨークの舞踊譜事務局によって合同主催さsれ、ラバノーテーション/コンピューター・テクノロジ−・プロジェクトで活動する人々、ダンス・リサーチャー、コンピューター技師らを含む25人を招待する。ワークショップでは、ダンスのコンピューター情報処理機能プログラムのリサーチとプログラミングの可能性を追求する。

(Translated byAkiko Nishijima)

ツアーに役立つ新ウェブサイト
更新日 7/15/04

 パフォーミング・アーティストのための新しいウェブサイト、www.gotour.orgの開設によって公演ツアーがさらにもっと実行可能になった。このウェブサイトでは米国とカナダ全土のパフォーマンス会場(喫茶店から公式な劇場まで様々)を載せたデータベースが地域、分野、会場のサイズなどで検索できる。また、他分野のアーティストと活動できる場所などを載せた地元アート・コミュニティ情報、必要な広報が確実に行われる新聞社やラジオ放送局の連絡先、アーティスト同士が情報や意見を交換し合ったり、パフォーミング・アーツ・コミュニティに関する諸問題の悩みを共有できるフォーラムなども調べられる。その他には掲示板や、プロの司会者、キュレーター、マネージャー、振付家のアドバイスのコーナーも掲載されている。詳しくはwww.gotour.orgをクリック。

(Translated byAkiko Nishijima)

助成情報 FUNDING WATCH  
ジェローム助成金の受賞発表  更新日 8/9/04

 この度、在ニューヨーク・フランス大使館のジャン・ルネ・ジハン文化参事官が、コンテンポラリー・ダンスのプロモーションを目的に予算200万ドルの仏米プログラムを実施すると発表した。フランス・USA・ダンス・パートナーシップとして知られるこの4年間のプログラムは、相手国で上演歴のないアーティストや作品に焦点を当てるもので、2004〜2008年の間にそれぞれの国から5人の振付家に、相手国での滞在や作品上演の機会を与えて両国の共通点を探る。この交換プログラムは米仏両国における作品の委託製作と公演ツアーの実施で完成される。(NYタイムズ、www.danceusa.org)

(Translated by Akiko Nishijima)

人&場所 PEOPLE & PLACES
カーラ・マクスウェル、複数の賞を受賞 更新日 7/15/04 

 リモーン・ダンス・カンパニーの芸術監督カーラ・マクスウェルに、最近3つの賞が授与された。彼女は、コーウェル劇場で公演したリモーン・カンパニーの2002-2003年シーズンでホセ・リモーンの"聖歌"を再演したことにより「再演、再構築における偉業の達成」を果たしたとして、4月26日にイサドラ・ダンカン・ダンス賞を受賞。また4月14日にはメキシコ・シティでの式典で、メキシコ西部諸州のディフォカー文化庁や、リモーンが生まれたシナロア州の知事、それにメキシコでNEAに相当するメキシコ・パフォーミング・アーツ協会から、「メキシコ人ダンサー/振付家ホセ・リモーンの哲学と芸術を生き生きと存続させた業績」を讃えて金メダルと表彰状が贈られた。最後に、昨年の9月にコロンビアのメデリンでの式典で、メデリン市長とアンティオクイア州知事から"リモーンのヴィジョンと作品を存続させた"として2つのメダルを受け取った。(バックステージ)

(7/15/04更新 Translated byAkiko Nishijima)

ダンハムがダンス・ティーチャー賞を受賞 更新日 9/17/04 

 “ダンス・ティーチャー誌”は最近、モダンダンスの先駆者キャサリン・ダンハムのダンス教育における貢献を表して、生涯に渡る功労賞を授与した。同誌はダンス教育者のための月刊誌で、2004年9月号の表紙にもダンハムを取り上げている。現在95歳のダンハムは、これまでダンサー、振付家、ディレクター、人類学者、作家、教師として活躍してきた。彼女はカリビアン及びアフリカンダンスの型を最初に欧米に紹介した一人で、多くの人に影響を与え今もなお世界中で教えられているダンス・テクニックを開発した。自身のカンパニーとダンス学校を複数創設し、ブロードウェイからオペラまで幅広いジャンルのダンスを振付けた。現在もダンハムは、イリノイ州東セントルイスにあるキャサリン・ダンハム・センターズ・フォー・ジ・アーツ・アンド・ヒューマニティーズで毎年行なわれるダンハム・テクニック・セミナーで教えている。(バックステージ)


NYSCAのエグゼクティブ・ディレクター辞任 更新日 7/22/04 

 ニューヨーク州芸術評議会(NYSCA)の総取締役を8年間務めたニコレッテ・B・クラークの辞任が、彼女を「素晴らしいパートナー」と称賛した同評議会のリチャード・シュワルツ理事長により6月7日に発表された。クラークは8月4日をもって辞任する。今後は彼女の息子が生徒として通う、マサチューセッツ州アッシュバーンハムのカッシィング・アカデミーで開発ディレクターを務める予定。(ニューヨーク・タイムズ)

(7/22/04更新 Translated byAkiko Nishijima)

オビー賞受賞者発表 更新日 7/22/04 

 オフ・ブロードウェイ劇場に贈られるオビー賞の発表式典が、5月17日、マンハッタンのウェブスター・ホールにて行われた。この賞は1956年以来ヴィレッジ・ヴォイスが贈呈している。クレイグ・ルーカスの政治ドラマ"小さな悲劇"がベスト・アメリカン・プレイ・オブ・ザ・シーズン賞を獲得し、出演した俳優グループにも賞が贈られた。その他に受賞した俳優には、ヴィオラ・デイビス("親密な服装")、リサ・エマーリー("アイロン")、ジェイン・フーディシェル("井戸")、サラ・ジョーンズ("ブリッジとトンネル")、ジェファーソン・メイズ("私は私自身の妻")、ジラー・メンドーサ("リビング・アウト")、モード・ミッチェル("マブー・マインズ・ドールハウス")、ブライアン・F・オバーイアン("フローズン")、トーニャ・ピンキンズ("キャロライン・オア・チェンジ")、リリ・テイラー("ダンおばさんとレモン")、それに演劇集団"バグ"など。表彰状は、"モーリーの夢"を上演したソーホー・レップ、"トリッキー・パート"のマーティン・モラン、"とても愉快な認知されないの子供達のサイエントロジー(自己修養を通して能力開発を行なう新興宗教)劇"のカイル・ジャローとアレックス・ティンバーズ、それにザ・パブリック・シアターの運営を評価されたジョージ・C・ウルフなどに与えられた。P.S.122の芸術監督の職を去るマーク・ラッセルには、生涯をかけた業績を讃える賞が贈呈され、「戦争に対応する演劇集団(THAW)」は、財政支援賞が贈られる3つの団体の一つに選ばれた。(ニューヨーク・タイムズ/www.villagevoice.com

(7/15/04更新 Translated byAkiko Nishijima)

NYCB、ヒューゴー・フィオラトを名誉指揮者に指名 更新日 7/15/04 

 ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)の創立当時から在籍している唯一の芸術スタッフ、ヒューゴー・フィオラトが5月18日の特別公演の最中に名誉指揮者に指名された。フィオラトはカンパニーが創立された1948年にNYCBのコンサート・マスターを務めており、1989年以来は第一指揮者として在籍している。この夜の“オール・バランシン”公演はイタリア音楽へのオマージュで、“バロ・デラ・レジーナ”“スクエア・ダンス”“ラ・ソナンブーラ”が上演され、フィオラトがオーケストラを指揮、舞台上で行われた式典でカンパニーのダンサー達に祝福された。

(7/15/04更新 Translated byAkiko Nishijima)

訃 報

ジューン・テイラー、86歳、、グリースン・ショーの振付家

 

 振付家のジューン・テイラーが5月16日、マイアミにて86歳で逝去した。彼女は"ジャッキー・グリースン・ショー"の仕事でテレビにライン・ダンスを持ち込み、1955年にエミー賞を受賞した。ショーは毎週、ジューン・テイラーの16人の女性ダンサーが踊る3分間のダンスナンバーで始まった。足を高く蹴り上げるラインダンスは、テレビの四角い範囲に収まるように特別に撮られ、頭上から手足が万華鏡のように見える位置からよく撮影された。「テレビで最初に覚えたことの一つは、毎週ダンスのスタイルを変える必要性があるということ」と彼女は1953年に語っている。「私のダンサー達は業界で最高のタップダンサーだと信じています。彼女達はタップ、バレエ、クラシック・バレエ、トウシューズのダンス、モダン、アクロバティック・ダンスを身に付けているんです。」シカゴに生まれたテイラーは、20歳の時に結核のため引退するまでナイトクラブで踊っていた。彼女は自分自身のカンパニーに振付けて巡業公演を始め、当時まだあまり知られていなかったコメディアン、グリースンと1946年にバルチモアのクラブで出会った。1948年にエド・サリバンの番組"町の人気者"でテレビの仕事を始め、その後1950年にグリースンが参加した番組"スター・オンパレード"に移った。"ジャッキー・グリースン・ショー"は1952_1959年と1962_1970年まで放映された。1978年、テイラーはフットボール・チームのマイアミ・ドルフィンのチアリーダーを演出する依頼を受け、1990年に引退するまで続けた。(ニューヨーク・タイムズ)

(7/22/04更新 Translated byAkiko Nishijima)

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